【続編】インナーチャイルドの新解釈。親子関係から卒業し、自分との関係性をしっかり築いて行こう!

 

青山紀子プロフィール

 

インナーチャイルドの新解釈。
インナーチャイルドからしっかり卒業しよう!

 

こちらの記事の続きです。

 

親子関係を振り返る、
インナーチャイルド療法から、
自分と自分との関係に移っていきます。

 

自分と自分との関係性になると、
親子関係のインナーチャイルドは卒業です。

 

 

さて、親にして貰えなかったこと、
親との関係で不満があることをあげてもらうと、
面白いように、
今の自分に求めているものが分かります。

 

いつも厳しく怒られていた。

 

では自分の望みは?

 

褒めて欲しかった。

 

この場合、
現在のあなた自身も、
自分のことを厳しく見ていて、
自分のことを褒めたりはしていないでしょう。

 

ですから、
そんな自分自身の姿が、
脳の中で親としての姿に変換され、
して欲しかったけど、
して貰えなかったこととして残っているのです。

 

あなたの頭の中で、
あなたの姿が親として変換されて、
親と認識している存在に不満を感じているのです。

 

でも、その頭の中の親と認識している存在は、
親ではなくあなた自身なのです。

 

あなた自身であり、
あなた自身のやり方でもあります。

 

 

親に思っていることは、
実は、自分に対するメッセージです。

 

あなたにして欲しいと思っている、
内側のあなたからのメッセージです。

 

 

親ではなく、
自分の方へと意識を移行しましょう。

 

自分がやっていることを、
自分にちゃんと、
評価して欲しいと望んでいるのです。

 

でも、肝心のあなたは、
そこを見るのではなく、
日頃、出来ていないところ、不足のところ、
他人に対して見る羨ましさ、
そちらばかりを見ている状態なのかもしれません。

 

外側に認められようと、
褒められようとするのではなく、
あなたがきちんと自分を評価していくのです。

 

これがとても大切です。

 

 

そして、
インナーチャイルドを見るのであれば、

 

例えば、子どもの頃、
親に怒られて文句を言いながらも、
あなたはやるべきことをしたとします。

 

宿題をやりなさい!
と怒られ、あなたは渋々やったとします。

 

それであれば、
きちんとやった方を見てあげるのです。

 

忘れる日もあったし、
やらなかった日もあるかもしれません。

 

でも、やった日もあるでしょう。

 

そのやった方をきちんと見てあげるのです。

 

ブーブー文句を言いながらも、
何かをやったのであれば、
そのやった方をきちんと評価してあげる。

 

一般的なインナーチャイルド療法では、
傷ついている自分を癒すことをしますが、
傷ついている感情には、
時間が存在していません。

 

時間が存在していないということを、
認識しましょう。

 

 

今のあなたが存在する。

 

それは、子どもの頃から、
あなたが積み上げてきた自分(結果)です。

 

過去のあなたが頑張って来たからこそ、
今の自分が存在しているのです。

 

今のあなたが当たり前に存在しているのではなく、
子どもの頃からあなたが積み上げて来たからこそ、
今のあなたが存在しているのです。

 

そして、同じように、
あなたは親に育てられたからこそ、
今のあなたが存在しています。

 

ですから、
親のおかげでもあります。

 

これまで積み上げてきた自分。

 

そして、
成長を促してくれていた親という存在。

 

別に親は成長を促してくれていないと思っていても、
あなたに毎日衣食住を提供してくれていたのなら、
親はあなたの成長を促してくれていたのです。

 

ですから、
親に対する感情というのは、
時間が存在しません。

 

ただ感情が残っているのです。

 

でも、今のあなたを見てみると、
あなたには当たり前のように出来ることがたくさん。

 

人は、当たり前は認識しませんから、
親が当たり前にやってくれていたことも認識しませんし、
(むしろしてくれなかったことを強く認識する)

自分が当たり前にやっていることも認識しません。
(むしろ出来ていない方を強く認識する)

 

人は、親に対しても自分に対しても、
当たり前にやっていること、得られていることは、
認識しません。

 

ですから、あなたがきちんと、
当たり前にフォーカスし、
自分自身、そして、
インナーチャイルドの自分に言ってあげるのです。

 

よく頑張って来てくれたね!
今の自分があるのは、
あなたが頑張ってくれたおかげだよ。

宿題やりなさい!って怒られて、
シュンとしちゃったね。

でも、あなたはやったんだよね。
偉いね!よくやったね!ありがとね!

 

そんな風に言ってあげる。

 

残っている感情に対して、
今の自分を教えてあげるのです。

 

それはあなたが望んでいた褒め言葉です。

 

すると、感情(インナーチャイルド)に、
当時と現在との時間が繋がり、
今の自分と、当時の自分に、
繋がりが生まれます。

 

そうか、
自分はちゃんとやって来たんだ!!

 

そんな喜びを得られます。

 

怒られて可哀想だったねと、
身浄化の感情を癒すのではなく、
(可哀想な自分にするのではなく)

よくやったね!ありがとう!
今の自分があるのはあなたのおかげだよ!

とチャイルドに、
感謝と称賛を贈ってあげるのです。

 

可哀想な自分にしてしまうのではなく、
自分に喜びを与えてあげるのです。

 

その方が、何百倍も、
自分が報われていくでしょうし、
自信を取り戻し、もっともっと意欲的に、
この人生を生きるようになるでしょう。

 

可哀想な自分のままでは、
誰かの被害者的な生き方を、
これからもしていくようになります。

 

あなたはどちらを望んでいるでしょうか?

 

 

当時のあなたは、
何度も何度も怒られないと、
やらない子だったのかもしれない。

 

習慣が身についていないので、
促されないとやれなかった。
(習慣化する能力がまだ不十分)

 

親は色々と促してくれます。

 

親だけではなく、幼稚園の先生、
学校の先生に促されて成長していく。

 

そうやってあなたに、
習慣が身に付いていったのです。

 

時には厳しさを、
感じることもあったかもしれない。

 

でも、そのおかげで今の自分がありますし、
そして、そのような中でも、
頑張って来た自分がいる。

 

今のあなたがあるのです。

 

ですから、
インナーチャイルドに、
今の自分を教えてあげる。

 

あなたのおかげだよ。

頑張ってくれてありがとう!

そして、
親や環境のおかげでもあったんだよ。

そんな周りに感謝だね!

 

自分にも親や環境にも、
全て感謝で終わらせていく。

 

そうして、インナーチャイルドを、
卒業していくのです。

 

そして、
始まるあなたとあなたの関係性。

 

こちらの方が、
一生続いていくものです。

 

日々あなたが自分を労いましょう。

日々あなたが自分を褒めましょう。

日々あなたが自分に感謝をしましょう。

 

あなたはよくやっている。

 

不十分だと思っても、
あなた自身がきちんと、
やっている側を見てあげる。

 

すると、自己肯定感も、
自己価値も上がっていき、
あなたはたくさんの満足を感じられ、
喜びを得られてい来ます。

 

そして、親に求めていたものは、
自分が自分に求めていたものだったと、
あなたは日に日に気づいていくようになります。

 

親にして欲しかったことは、
現在進行形で、
自分が自分にして欲しいこと。

 

親からも精神的に卒業です。

 

あなたは幼い子どものような無力な存在ではなく、
きちんと自分の望むものを、
自分に与えることの出来る成長した存在です。

 

親に愛を求めなくとも、
あなたは愛することができます。

 

自分を愛することができますし、
既に自分以外の存在を愛していることでしょう。

 

 

あなたは、自分で自分を、
幸せにしていくことができます。

 

あなたは、自分で自分に、
たくさんの喜びを与えてあげることができます。

 

あなたは、自分の望む人生を、
自分で創っていくことが出来るのです。

 

そして、あなたは、
自分だけではなく、他人にも、
愛を与え、喜びを与えていくことが出来るのです。

 

 

 

さぁ、可哀想な設定の、
インナーチャイルドからは卒業して、
幸せな人生を生きよう!

 

あなたはそもそも幸せな存在。

幸せがスタンダード。

 

ここからなんです。

 

私がお伝えしている、
瞑想や女性性開花というのは。

 

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