モラハラの悩み。相手が変わってくれるかも?という淡い期待は捨てること。自分の課題に集中です!

プロフィール

 

最近、パートナーのモラハラのご相談を、
よく受けております。

 

そこでよくあるのが、

「もしかしたら、
相手が変わってくれるかもしれない。」

という期待です。

 

このように、
相手に変わってもらうことを期待しているのだとしたら、
それは一旦手放すことがとても重要です。

 

何故かと言いますと、
相手に変わって欲しいと、
相手にばかりアプローチをかけるようになってしまうので、
平行線が続いてしまいます。

 

もう本当にうんざりするほど平行線ですよ。

 

私も経験しましたが、
もう本当にうんざりするほどの平行線なのです。

 

話や論点をすり替えられたり、
こちらが悪いとすり替えられたり、
過去のことを持ち出されたり、
不貞腐れられたり、逆ギレされたり、
「だったらこうするぞ!」と、
こちらの弱みのところを脅されたり。

 

こっちが正しいでしょ!と思っても、
実際にそうであっても、
正論では片付かないのがパートナー関係です。

 

 

ここは鉄則です。

 

変わるのは相手ではなく自分の方。

 

相手に変わることを期待するのではなく、
変わるのはいつだって自分の方です。

 

相手は自分を映し出している鏡ですから、
自分が変わらないと、相手だって変わらないのです。

 

これは、パートナー関係だけではなく、
人間関係の全てに言えることです。

 

いつだって先に変わるのは自分の方。

 

ここの落とし込みは本当に重要です。

 

 

意味が分からないと、
自分ばかりが損をしているように感じるかもしれませんが、
そうではないのです。

 

自分が損という思いが出てくるとしたら、
それは、変わるという意味を勘違いしているのかもしれません。

 

相手の思い通りにしてあげるとか、
要求を飲んであげるとか、
相手側が有利になるように変わることなど。

 

そういうのではないのですが、
ブログではちょっと難しいかもしれませんね。

 

 

そして、
あなたが相手に変わって欲しいと思うなら、
相手もあなたに変わって欲しいと思っているかもしれません。

 

その、変わって欲しいと思う中身は、
もっと自分のことを理解して欲しいということかもしれない。

 

相手はそう思っているのかもしれない。

 

対して、あなたの方は、
色々とあるけれど、もっと私を大切にして欲しい…
つまり、大切にして欲しいという望みをちゃんと叶えてよ、
という思いかもしれない。

 

ここで気づいて頂きたいのは、
双方ともに、自分の願い、
望みを叶えて欲しいという願望を持っているということです。

 

理解して欲しい。(相手)

もっと大切にして欲しい。(自分)

 

 

言葉は違いますが、
双方ともにあるのが、
自分の思うようにして欲しいという望みです。

 

勿論、相手に何かを望むことが悪いということでもありません。

 

 

何を伝えたいのかと言いますと、

人は鏡です。

 

鏡だからこそ、
「あなた変わってよ!」という思いは、
鏡として相手も同じようになるということです。

 

つまり、これが、
平行線を作り続けているというわけです。

 

相手に変わって欲しいと望んでいる自分を、
相手に投影して見続けるというもの。

 

 

お互いに、

「あなたが変わってよ!」

「お前が変われよ!」

をやり続けてしまうということです。

 

 

ですから、
いつもお伝えするのは、

 

「相手は変わらないという前提の元で考えてください。
それでも相手と一緒にいたいかどうかです。」

 

つまり答えは自分の中にあるというもの。

 

相手が〜とか、
結婚したら変わるかも?
子どもが生まれたら変わるかも?
そういう期待を持ち続けてしまうからこそ、
自分の答えを先延ばしにしてしまう。

 

そして、最近の傾向であるのが、
勿論、全ての方が該当するわけではないのですが、
モラハラ系のパートナーを持つ女性は、
相手の言いなりになっていたりします。

 

つまり、
相手を受け入れすぎているということ。

 

それも、
自分の受け入れるキャパが広いのではなく、
嫌だと感じながらも仕方なく受け入れているというもの。

 

本当は嫌なのに仕方なく受け入れていたりします。

 

これは自己犠牲の状態です。

 

 

でも、嫌々受け入れすぎていると、
それも麻痺してしまうので、

「本当はどうしたいのですか?」

と伺っていても、

「分からない」

とお答えになる方が多いです。

 

それはなぜかと言いますと、
嫌なことでも受け入れてしまっているので、
嫌だと感じていても、諦めてしまうので(受け入れてしまうので)
それが本音であるかどうかも、分からなくなってしまうのです。

 

 

「でも、嫌だと思っているんですよね?」

「嫌だと思っているけれど、相手には通用しないので…」

「通用するかどうかではなく、嫌だと思っているんですよね?」

「はい、嫌だと思っているんですけど、相手には通用しないので…」

 

というように、
通用しないという状況の方を話に出されます。

 

「通用するかどうかの話ではなく、
嫌だと思っている自分の気持ちの方にフォーカスを向けてください。」

 

 

嫌だと思っている自分がいる。

嫌だと感じている自分がいる。

 

ここに向けていくこと。

 

一つ一つ丁寧に、
自分が何を感じているのか?
しっかりと意識を向けていくこと。

 

ここはとても大事です。

 

本当にね、自分が何を感じているのか、
そこをしっかりと感じ取ってね!!

 

 

出来るか出来ないか、
可能か不可能か、
通用するかしないか、
そういう話は置いといて、

 

自分が今何を感じているのか?

 

そこをちゃんと知っていく。

 

ものすごく重要なところです。

 

「あぁ、私、こういう扱いをされて、
嫌だなって感じたんだね。」

 

「あぁ、本当は嫌だなって、
思っているんだね。」

 

そのように、しっかりと、
自分が何を感じたのか、認知して頂きたいのです。

 

相手に何かをアプローチするしないの前に、
自分が何を感じたのか、
しっかりと認知して頂きたい。

 

そうじゃないと、
嫌だなと思っても、それをスルーしてしまうので、
(嫌なことを我慢して受け入れてしまうので)
自分がどんどん麻痺していくのです。

 

 

そうやって、自分が何を感じていて、
何が嫌で、どうしたいのか、
そこはおざなり状態になっていて、

 

その代わり、
相手の要求はかなり飲んできていて、
つまり、受け入れすぎているのかもしれません。

 

 

こういう方の場合、
自分を幸せにする力が現状として弱い状態です。

 

でも、人のためには、
色んなことが出来ていたりします。

 

勿論、それは素晴らしい能力です。

 

ですから、その能力は据置で、
今度は自分を幸せにする力を付けていきましょう。

 

両方あるととてもいいですよ!!

 

これまでの自分がダメなのではなく、
他人を察する能力は素晴らしいものですから、
今度は、自分のことを見てあげると、
バランスがとても良くなります。

 

 

女性が男性を受け入れすぎると、
相手は子どものようにワガママになります。

 

相手の姿形は大人ですし、
最もらしいことを言います。

 

ですが、相手の言葉の意図をきちんと分析してみると、
何とも幼稚なことを言っていたりします。

 

 

俺を優先しろ!(俺の思い通りに動け)

俺を立てろ!(崇めろ!)

俺の機嫌を損ねるな!(顔色を伺え)

俺の機嫌取りをしろ!(チヤホヤしろ)

 

 

これは、パートナーシップではなく、
理想のお母さん像です。

 

しかも、
3歳児が求めたお母さん像です。

 

(信じなれないでしょう?
でも愛ってね、幼児期に求めた愛の定義から、
成長していなかったりするんですよ。
これをインナーチャイルドといいます。)

 

優しくて、何でも受け入れて、
チヤホヤとしてくれて、何でも許して思い通りにしてくれて、
優しく甘やかしてくれる、
理想のお母さんのような女性を求めているということ。
(勿論、インナーチャイルドですから潜在的なお話ですよ。)

 

 

ある意味、期待値が高い。

 

それは、こんな女性は存在しないからです。

 

与え合うとか、支え合うとか、
そのようなパートナーシップは難しく、
自分が疲弊していくのを、
自分がどこまで耐えられるかのお話になってしまいます。

 

もしも、
あなたがこのようなタイプの女性であれば、
受け入れすぎている傾向があるので、
他人に対する厳しさが必要になります。

 

※これが自分が変わるということでもあります。

 

 

そのように、
他人に対して厳しさを持ったとき、
あなたが感じる最大のデメリットは何でしょう?

 

そこが、
あなたの今後の課題なのかもしれません。

 

そして、それは自分の中の恐れであって、
実際のところは幻想だという気づきも必要かもしれません。

 

そしてね、受け入れるのは、
相手の男性(パートナー)なのではなく、
本当は、自分自身なんですよ。

 

「あぁ、私、本当は嫌だと思っているんだね。」

「あぁ、私、このように感じているんだね。」

 

そんな風に、自分を受け入れていく。

 

そして、今の自分のために、
必要なことを取り入れてあげて下さい。

 

それはパートナーと仲良くするというものではなく、
自分の方にしっかりとエネルギーを向けてあげること。

 

自分との関係性を築いていくこと。

 

そしてね、
自分自身を受け入れていく人は、
ちゃんと男性からも大切にされていくようになります。

 

そして、その男性は、
現在の人なのか新しい人なのかは、
わかりません。

 

そこに固執せず、
今よりも遥かに幸せになっている、
未来の自分を信じてあげて下さい。

 

信じれば信じるほどに、
その未来が確定していくようになります。

 

この世界の仕組みは、
そういうものなんです。

 

人生は自分で創れるんだということを、
知って下さいね!

 

そして、今は自分との関係の再構築に、
エネルギーを注ぐこと。

 

もう、本当に大事です。

 

本当の意味で、
自分を幸せにして、
しっかりと愛し愛される関係性を、
叶えていきましょう。

 

 

 

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