目の前の男性との関係は、自分との関係の投影そのもの
こんにちは。
心理カウンセラーの青山紀子です。
目の前にいるパートナーは、
自分の投影と言います。
そう思えない人もいるでしょうけど、
しっかりと自分の内面と向き合ってみると、
確かにもう一人の自分のようだと気づくことが出来ます。
だから、
良きパートナーに恵まれたいとしたら、
相手を選ぼう、変えようとするのではなく、
自分の内面を育てていくことが大事。
本当に、本当に。
じゃないと、
相手が変わったところで、
起こるのは、同じような問題です。
これは、私自身も体験したことで、
相手と関係を終えて、
「次は、絶対に幸せになるぞ!」とか、
「もっと、ちゃんとしている人と一緒になろう!」
とか、決意をするんですね。
勿論、そういうのも必要なんですが、
でも、結果的には、
また、似たような問題にぶつかるんです。(^^;)
「あれ?
またこのパターン?」
みたいなね。
だから、決意は大事なんだけれど、
もっと大事なのは、
自分の内面を変えていくことなんです。
それを放棄していれば、
どんなに良い人を選んだとしても、
やっぱり変わっていなかったりするんですね。
だから、
自分の内面を変えるって必須です。
例えば、パートナーが結構、
支配的だとしますね。
そういう人を選んだということは、
自分の中に、
頼りたいと思う気持ちがあるのです。
勿論、頼っちゃいけないとか、
そういうことを言いたいのではなく、
女性にとって、頼りたいと思うのは自然な思いです。
だけど、
少々、依存が強かったりすると、
支配的な人を引き寄せやすいです。
また、支配がネガティブな表現としたら、
ポジティブに見えているときは、
頼もしさだったりするんですね。
これは表裏一体なので、
一つの性質を選んだときの裏と表を見るということ。
そして、面白いように、
自分の中にも、支配的な部分があって、
それは、どういうことかと言うと、
○○しなければならない。
○○をしてはいけない。
○○でなければならない。
○○にならないといけない。
など、こうあるべきという観念が、
強かったりします。
こういう方は、
とても常識的な方なんですが、
そういう人の心の中にも、
感情というものはあります。
こうあるべきだという、
理性的な考えと、
楽しみたいなどの感情的な考えですね。
そして、
普段から観念が強い方というのは、
ほぼほぼ感情を抑圧しています。
例えば、
本当は体調を崩して辛いけど、
でも、休んではいけない。
などがありますが、
この場合も、
迷惑をかけてはいけないという、
○○をしてはいけないという観念に、
ガッツリ、ハマっていますね。(^^;)
すると、
一緒になる男性に感じることは、
「私の思いは無視されている。
いつも相手に合わせないといけない。」
というようなものです。
自分が振り回されているような感覚ですね。
でも、実はこれ、本当は、
あなたがあなたに感じていることなのです。
だけど、
実生活では、
他人にそうされているように思うでしょう。
これは、根本的には、
あなた自身が、常識や他人の顔色を優先し、
自分を無視しているということになります。
だから、外側(他人)にも、
そのようにやられているように感じるのです。
勿論、協調性というものは、
社会で生きて行く上では必要なものですから、
体調が辛くても仕事に行くことは、
普通にあることでしょう。
でも、その後に、
自分の感情のケアをするということは、
ないのではないでしょうか?
そもそも、体調を崩すのだとしたら、
どこか無理をしている証拠です。
そのお知らせが体調なのです。
(※病気含む)
生きていく上で大切なのは、
しっかりと自分を知ること。
自分は何をしたら喜ぶのか、
何が好きで、何が嫌いで、
そういうことが分からない人は多いもの。
それだけ不感症な状態だったりするんですね。(^^;)
常識も大事だけれど、
でも、一番大事なのは、
自分がどうか?ということです。
そしてその自分で、
この社会で生きていく。
そんな生き方があって、
その生き方を選ぶと、
人生はとても楽しく感じられるようになります。
後はね、パートナーとの関係性も、
問題が解消されたり、
丁度良い距離感になるなど、
良いことがたくさんあります。