「自分らしさ」と「罪悪感」について。りゅうちぇるからの学び。

プロフィール

 

私も、先日亡くなった、
りゅうちぇるのお話をさせてもらっていいかしら。

 

 

って勝手にするんですけど、
まずは、心からお悔やみ申し上げます。

 

 

私が今回お伝えしたいのは、
自分らしさ罪悪感について。

 

ペコちゃんと結婚して夫となり、
子どもが出来て、父親となり、
夫や父親という世間の固定観念と、
本来の自分にズレを感じて、離婚をしましたよね。

 

そこでかなりの批判を浴びたようですが、
彼は、どれだけその決意と実行に、
勇気が必要だったでしょうか。

 

 

高校生の頃に、
一度、彼氏が出来て、そのことを親に伝えると、

「育て方を間違えた!」

というように言われてしまったらしい。

 

 

そこで彼は、

本来の自分を出してはいけない。

と強く思ったと思います。

 

あぁ、親を悲しませちゃった!!!

 

そんな罪悪感もあったでしょう。

 

 

ですが、この時の体験は、
二時的なもので、
もっと小さな頃に、

 

本来の自分を出してはいけない。

 

と思う体験をされていたと思います。

 

セクシャルマイノリティーも関わっていますから、
その思いも深いものではないでしょうか。

 

 

下の子あるあるで、
可愛げのある自分を出すと愛されるんです。

 

 

愛されるためには、
可愛くいなきゃいけない。

 

だから、
本来の自分を出してはいけない。

 

そんな風に思ったんじゃないかな。

 

 

ペコちゃんと一緒にテレビに出ていた頃は、
どうしたら愛されるのか、
分かっていた様子でしたよね。

 

さすが下の子。

ものすごい人気ぶりでした。

 

 

こうするとみんな喜ぶんでしょう?

 

それが分かっていたのでしょうね。

 

 

前提にあったのは、

 

本来の自分を出してはいけない。

愛されるためには可愛くいないといけない。

 

これは、

周りにとって、
愛される自分でいなくてはいけない。

という前提です。

 

 

本来の自分を出すと親が悲しむ。
(高校生の時の体験)

本来の自分を出すと嫌われる。

本来の自分でいてはいけない。

周りが期待する自分でいないといけない。

周りから愛される自分でいないといけない。

 

 

彼の中にあったのは、
強烈な罪悪感です。

 

相当強かったと思います。

 

 

それも、
セクシャルマイノリティーですから、
ものすごく、葛藤や自己否定、
そして劣等感もあったと思います。

 

 

周りと違う。
周りと同じではない。
周りと同じにならないといけない。
こんな自分はダメだ。

 

罪悪感ってね、
自分を罰する思考ですから、
本当に自分を不幸に陥れていくんですよ。

 

幸せになりたいと思っても、
お前は罰せられるべきだ!!という意識が働いて、
自分を痛めつける現実を創ります。

 

 

自分らしく生きたい。

 

だけど、

 

周りから愛される自分でいなければいけない。

 

この葛藤に、どれだけ悩んで、
どれだけ苦しんで来られたのかなと思います。

 

 

強烈に批判される人というのは、
自分の中にたくさんの罪悪感があるのです。

 

罪悪感があるから、
周りから自分を責めさせる。

 

一般人でもキツイです。

 

それが、
メディアに出るお仕事をしている人ですから、
その辛さも尋常じゃ無かったと思います。

 

そうして、
自分らしくありたいと思っても、
罪悪感で苦しんでしまう。

 

 

周りに愛される自分のままでも、
それは偽りの自分として生きるわけですから苦しい。

 

だけど、自分らしくありたいと思い、
そちらに進んでも、強烈な罪悪感に苦しむ。

 

どちらも苦しい。

 

ですから、
自分らしく生きたいという時には、
そこに罪悪感がある場合、
相当な自分へのケアが必要です。

 

自分を優先するって、
ものすごく罪悪感が湧くの。

 

 

自己否定・自分責め

 

そういう思考があるタイプの方は、
罪悪感もお持ちだと思いますから、
自分が思うよりも相当念入りなケアが必要です。

 

それで問題が起きたり、
物事がうまくいかなくなったり、
借金を抱えてしまったり、
モラハラに合ったり、
色々と起きやすくなるんです。

 

そして、
思うように進めなくなる。

 

本当に苦しいんですよね。

 

これから、自分らしく生きたい、
自分らしく生きていくという人は、
どんどん増えていくでしょう。

 

そして、

 

男性とはこういうもの。

女性とはこういうもの。

 

そういう既存の価値観も、
どんどん滅びていくでしょうね。

 

自分としてどうしたいのか。

自分たちとしてどうありたいのか。

 

ここがとても重要だから。

 

 

だから、りゅうちぇるって、
新しい夫婦の在り方、
パートナーシップの在り方の一つを、
先陣切って、見せてくれた人です。

 

マイノリティーな人が、
最初に切り開いてくれるんですよね。

 

だから、マイノリティーな人って、
劣等感や葛藤や罪悪感が凄まじいけど、
でも、周りの人達に、新しい価値観として、
かなりの恩恵を与えてくれるの。

 

それで、
周りの人が生きやすくなったり、
自分を表現しやすくなったり、
支援が増えたり、
素晴らしい恩恵を与えてくれるんですよね。

 

だから、本当はね、
新しい在り方を見せてくれた人として、
あの2人には感謝しなければいけない。

 

どう生きても、
りゅうちぇるは愛の人だったね。

 

偽りの自分で生きていても、
本来の自分で生きていても、
どちらでも、周りに愛を与えてくれた人だったね。

 

だから、決して、
自殺する話ではなかったよ。

 

 

りゅうちぇるが教えてくれたこと。

 

自分らしく生きること、
本来の自分として生きることは素晴らしいこと。

 

だけど、絶対に、
罪悪感をケアすること。

 

罪悪感をケアして、
本当の意味で自分らしく生きようね。

 

自分らしく生きれるって、
本当に素晴らしいことだから。

 

 

絶対に無駄にしないよ!!

絶対!!!!

 

 

ありがとうね。
安らかにお眠り下さい。

 

 

 

https://wp.me/P9Aw78-4H

 

こちらは、
5,500円の体験セッションもお受け頂けます。

 

また、
マンツーマンレッスンの詳細が合わないと感じたら、
個人セッションをお勧めします。

 

個人セッションはこちらから

 

 

メルマガです♡