承認欲求の罠。認めてくれないのは周りではなく、あなた自身なのかも?
承認欲求の罠。
承認欲求とは、
周囲から認められたいという願望です。
そして自分を価値ある存在として、
認めたいという欲求でもあります。
これは、
「尊重・尊敬・自尊の欲求」
とも言えます。
自己価値や、自己肯定感が低いことに悩まれている方、
このように自尊心が課題になっている方が陥りやすいのが、
他人に認められたいという承認欲求です。
承認欲求が良い感じに作用している場合は、
私は良い行いをしているという感覚、
周りからも褒められて嬉しいなどの感情を抱く場合です。
しかし、
悪く作用する場合は、
自分を犠牲にして、自分をすり減らして、
こんなにも頑張っているのだと、
周囲にアピールする方に向かってしまうことです。
この場合は、
自尊の傷があると見受けます。
つまり、
〇〇しない私には価値がない。
自分の価値を認めてもらわないと生きていけない。
そのように存在に対する否定があります。
この場合は、
幼少期の親子関係まで遡ることが必要だったりします。
「こんなにも頑張っているのに結果が出ない。」
「こんなにも辛い思いをしているのに上司は認めてくれない。」
「こんなにも苦しんでいるのに夫は分かってくれない。」
このように、
自分が苦しんでいるのにも関わらず、
状況が良くならない、周りが認めてくれない、
分かってくれないなどの思いを抱く場合は、
あなた自身の誤った承認欲求が邪魔をしている可能性があります。
あなたの潜在意識が、
外側の現象として現れるという潜在意識の法則があります。
つまり、
「こんなにも頑張っているのに…」
というような報われない思いは、
①子どもの頃に誰かに分かってもらいたかったけれど、
それをしてもらえなかった。
②自分で自分を認めていない。
この二つが関係していると言えるでしょう。
①の場合は、大概が親です。
親に分かって欲しかった、気づいて欲しかった、
褒めて欲しかった、認めて欲しかった、
そのような思いを持っているのかもしれません。
恨みだったり、寂しい思いだったり、悔しい思いだったり。
それをしてくれなかった親(そう感じている親)を、
今でも、上司や夫などに投影しては、
その当時の思いを感じているのかもしれません。
相手を変えても、
当時の感情を今でも味わう体験を、
延々と自ら作り出しているというようなものです。
②はどのような方でも必ず当てはまります。
承認欲求は、
自分で自分を認めていくこと。
これが必要です。
つまり、
自分が自分を尊ぶこと。
自分は大切な存在だという自覚を得ること。
そのように自分という存在の尊厳を、
自分が気づき、自分が感じていくことに、
成長のテーマがあったりするのです。
ですが、
自分で自分を認めるという発想は、
心理学等に精通していなければ出てこないものですから、
無意識のまま、他人に認めてもらおうと、
場合によっては自己犠牲的に自分をすり減らしてまで、
頑張ってしまうものです。
しかし、潜在意識の法則では、
鏡の法則がありますので、
自分を認めない姿を周りに投影し、
いつまで経っても認められないという、
承認欲求が満たされないという状況に陥ります。
そして、益々自分をすり減らして、
頑張ってしまうという悪循環にも陥りやすいです。
認めてくれないのは、周りではなく、
この自分自身なんだ!!!
という悟りのような気づきも必要ですね。
あなたの意識が、
現象として映し出されていくわけですから。
ですから、あなた自身が、
自分を大切な存在として自分を扱うこと。
自分が自分を尊ぶこと。
自分は大切な存在だという自覚を得ること。
そして、大切な存在として、
既に価値ある存在として生き始めること。
これが何よりも大事と言えるでしょう。
自分自身を尊ぶこと!
自分にないものは引き寄せられません。
もし、モラハラ・パワハラ、
そのような尊厳の悩みがある方は、
ここが成長課題です。
自分が悪い、自分を責める、自己否定、自己卑下、
過去の自分を悔やみ続ける、罪悪感、
私は価値がないと信じ続ける、
そんなことをし続けているのかもしれません。
他人から、
モラハラ・パワハラを受ければ嫌な気持ちになるものの、
自分に対しては平気でやっているのかもしれません。
それが返ってくると思って下さい。
その意識があなたの体験する人生を、
作り続けていると思って下さい。
そして、鏡の法則があるということを、
更には、その活用の仕方を知っておくと、
とても便利です。
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